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みなさまからのご意見・ご要望
館内PHSについて
平成22年11月5日
時々、アイーナに来て、図書館などを利用しているが、ここに来ると、いつもいらいらして集中できない。どうしてそうなのか、しばらく分からなかったが、よく見ると壁に無線ランが、あちこち、いっぱい設置してある。無線ランが出す電磁波の危険性(白血病や脳腫瘍を初めとする健康被害)は、世界中で問題になっており、常識と言っていい。なぜ、このような公共施設で、こんなものを設置しているのか。しかも、このアイーナには、子供のサポートセンターもある。電磁波は、特に小さい子供には危険だということも、ほぼ常識と言っていい。毎日、この施設で働いている従業員にとっても当然危険である。いますぐ、電磁波を停止するか、アイーナを閉鎖するか、どちらかにするべきだ。知事も副知事も大変な高級車に乗っているそうだ。そんな車に乗るほど職責が重いと言う一方で、何故こんな杜撰な管理しか出来ないのか。職責を全うしなければ意味がない。県民はゼッタイ納得しない。
アイーナ館内用PHSについてのご意見と思われますので、館内PHSについてご回答させていただきます。館内PHSは、アイーナに入居している各施設内外での連絡や、お客様への貸出しを行うなど、維持管理・運営業務の効率的かつ安全な実施と、利用者の利便性向上を図るために設置されております。電磁波については、人々の健康に何らかの影響を与える可能性があるのではないかということに多くの人々の関心が集まり、世界中の科学者やジャーナリスト、行政機関などによって様々な観点から見解が発表されております。世界保健機構(WHO)は国際電磁界プロジェクトを発足させ、国際がん研究機関(IARC)や国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)などの国際機関および、わが国をはじめとする60ヶ国が参加して様々な研究が行われおり、電波に関しては、わが国で「電波防護指針」を策定し、電波が人体に好ましくない影響を及ぼさない、安全な状況であるか否かの判断をする際の基本的考え方や、それに基づく基準値などを示すとともに、この指針に基づく規制を実施しています。これは国際的なガイドラインと同等であり、WHOはこのガイドラインを支持しています。わが国をはじめとして世界中で行われてきた研究では、電波防護指針に示される基準値に満たない電波が健康に悪影響を及ぼすという証拠は見つかっていません。WHOをはじめとした世界各国は、このような基準値を満足すれば安全上の問題はないとの認識を表明しています。アイーナとしても「電波防護指針」に基づき設置してある以上、WHOの表明に従い安全上の問題はないと考えております。しかし、研究結果が十分に得られていない部分もあり、健康リスクに対してより正しい判断を下すため、WHOを中心として世界中で現在も研究が進められており、アイーナとしてもその行き先に注視していく必要もあると考えております。